*最終的な投資の決定は皆さんご自身の判断でお願いします。私は資格を持ったファイナンシャルアドバイザーではなく、あくまでも1人の素人投資家です。当サイトの使用及び閲覧は皆さんの自己責任でなされるもので、当ブログは本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
前回の記事では、Royalty Pharma (ロイヤリティファーマ)の将来性について、米国議会予算局報告書の観点から解説しました。

それからしばらく時間がたってしまいましたが、実は2022年9月16日にRoyalty Pharma から$329.01 の配当を受け取りました。

そして、頂いた配当を使って5株買い増ししたので、2022年9月25日現在の保有ポジションは2175株となりました。

今後も配当を再投資して、このロイヤリティファーマのポジションを増やしていきたいと思います。
さて、今回のテーマは、
片頭痛治療薬からみるRoyalty Pharma (ロイヤリティファーマ)のすごさ
です。
ロイヤルティファーマのビジネスがとーーーーーっても美味しくて、ついつい配当再投資したくなる理由を、現役医師の視点から解説したいと思います。
先に数字だけお伝えすると、Royalty Pharma が片頭痛治療薬の開発のために2020年までに投資した合計金額$760 million ($1=140円で、約1064億円)に対して、2023年前半までに$1385 million ($1=140円で約1939億円、初期投資額の約1.8倍)の収入を得る予定です(つまり、$1385 million – $760 million =$625 million の利益)。しかもそれに加えて、その後も2034年~2036年頃までは毎年ロイヤルティを受け取ることができ、その額は毎年うなぎ登りで増えていくことが予想されています。
以下、片頭痛の治療の現状や、Biohaven (バイオヘブン)とのビジネス、Royalty Pharma が受け取ることのできるリターンについて解説していきます。
次のページでは片頭痛について解説です。