自分が今まで英語を勉強してきて、一番手ごわいと思ったのは、IELTSのWriting Task だ。
Writing Task で 6.5 を取るのは、ある程度勉強すればできると思うのだが、 7.0 はレベルが違う。
普通に英語を沢山使って英語力を伸ばしたり、Writing 対策の本をやるだけでは、なかなか太刀打ちが難しい。
自分の場合、ロンドンの語学学校に行ったり、IELTSのオンライン講座を受けてみたり、自習で頑張ってみたりなど、ここ数年で色々と試してみた。
色々と試していくうちに、なぜ Writing Taskで 7.0 を取れないかも分かってきた。
そして、どうやったらその弱点を克服できるかも最近分かってきた。
「ライティングの練習をしなければ上達しないのは分かる。けれども、どう練習したらいいのかすら分からない。」
数年前の自分は、まさにどこから初めて良いのか全く分からない状態だったが、今になってようやく必要な情報が集まって来たと思っている。
- なぜライティングが難しいと感じるのか
- なぜ 6.5 から 7.0 にすることができないのか
- 弱点を強い味方にするにはどうしたらよいか
- IELTS 7.0 をとれると、どんな世界が待っているのか
このサイトでは、上記の問題点を詳しく解説していきたいと思う。
IELTS Writing Task 7.0 を取ると
そもそも、なぜ自分がIELTS Writing Task 7.0 にこだわるかというと、自分の人生の選択肢を大きく広げてくれるからだ。
TOIEC 満点を取ったり、英検1級を取るのもすごいと思う。
しかし、それ以上に、IELTS の Writing で 7.0 以上、Overall で 7.0 以上にはもっと大きな価値があると思う。
なぜかと言うと、 IELTS Writing で 7.0 以上取ることができると、
- Oxford 大学や Cambridge 大学などの一流大学に申し込むことができたり、
- イギリスでの医師免許取得に必要な手続きを行うことができる
など、一つ先のレベルに到達することができるからだ。
私はイギリスで医師として活躍してみせるという、一つの夢に挑戦してみたいと思っている。
ただ、そのためには、まずは英語の試験を突破しなければいけない。
この Writing 7.0 を取るための勉強というのは、なにも一流大学を目指したり、医師としてイギリスで働きたい人だけに有用なものというわけではないと思う。
Writing 6.5 までは、正直テスト対策のテクニックでとることができる。
しかし、Writing 7.0 というのは、小手先にテクニックだけでどうこうなる点数ではない。
ちゃんと英語ができるかどうかがしっかりと問われている。
Writing 7.0 を取るための勉強をすることで、英語力がどんどんと向上していくことを実感できるはずだ。
Writing 7.0 がどれほど難しいか
個人的な経験だが、Writing で 7.0 をとるというのは、普通に過ごしてきた医学部6年生が、医師国家試験に合格するのに比べて何倍にも難しいと思う。
自分の知り合いに東京大学医学部出身の医師が2人いる。
1人は幼少期に海外生活の経験があり、いわゆる帰国子女。
もう1人は、学生時代に英語クラブに所属していた超優等生。
彼らは学生時代にイギリスの大学病院で病院実習した経験がある。
なんなら、アメリカの医師国家試験 (USMLE) の資格もすでに取得している。
普通に考えたら、超宇宙人的存在で、英語なんてへっちゃらな二人なのだ。
しかし、
彼らですら、IELTS Writing 6.5 の壁を越えられていない。
他にも、幼少期に何年も海外生活の経験がある帰国子女の人を何人か知っているが、彼らのほとんどはWriting で 7.0 を超えられていない。
おそらくだが、これは日本人学生だけが抱える問題ではなさそうだ。
イギリスでの就職を目指す医療従事者は、世界中に数多くいるのだが、多くの人々が Writing 7.0 の壁を越えられずに苦しんでいる。
ロンドンには、医療従事者を対象としたIELTS専門学校すら存在する。
それほど、このIELTS というのは良いビジネスになっている。
結局自分で方法を探ることに
なぜこんなにも Writing task が難しいかと言うと、
必要な知識を全て教えてくれる学校というものが存在しないからだと思う。
私は結局、一つ一つ自分で調べ、少しずつ勉強することにした。
そうしていくうちに、何が必要なのか、そして、どうしたらそれが解決できるのか、少しずつ見えてきた。
自らも Writing 7.0 を目指しつつ、今まで気が付いたことをまとめていきたいと思う。