語学学校と大学留学の違い
私が2012年リーズ大学に留学した時は簡単に銀行口座を開設できました。
というのも大学という組織が信頼できる団体であるため、大学が発行する書類に自分の住所が記載されていれば住所証明書としての効力を持つからです。
ところがこれが語学学校となると、非常に厳しいのが現実です。
私の場合はロンドンにある語学学校にホームステイ先を探してもらったため、学校が発行した請求書にホームステイ先の住所がしっかりと記載されていました。
にもかかわらず、この書類を受け付けてくれる銀行を見つけることができなかったのです。
まず最初にBarclaysに銀行口座を開設したい旨を伝え来店予約をしました。
そして、自分のパスポートと語学学校の書類を見せたのですが、口座開設を拒否されてしまいました。
担当の人が何やらパソコンの画面上で学校の名前がずらりと並んだリストを眺めて、
”この語学学校は我々のシステムに載っていないから、この学校から発行される書類を受け付けることはできない”
と言われてしまったのです。
どうにかして口座を開きたいと粘ったのだが、全くダメでした。。。
”他には、水道やガス、電気とかの請求書でもよい”
と言われたのですが、ホームステイしているだけなので、そんなもの持ってないです。。。
”NI numberの書類でもよい”
と言われても、渡英して間もない私にはそれが何を意味するのかすら分かりませんでした。
”最終手段として、あなたがホームステイ先に滞在していることを認める手紙を、ホストファミリーが手書きで書いてくれたら、認められるかもしれない”
と言われホームステイ先に戻り、ホストファミリーにお願いしてみたのですが、
”それは違法だからできない”
と言われてしまって、それ以上交渉することが全くできませんでした。
何がどう違法なのか、なぜダメなのか良く分かりませんがダメなものはダメなようです。
他の銀行ならと思ってLloydsやHSBC UKも試してみましたが、どれもダメでした。
結局、手持ちの現金のみで生活する日々がしばらく続くこととなり、一日£10以内での生活が始まりました。
(イギリスの銀行口座を使った節約術はこちら)
次のページでは住所を手に入れる方法について解説します。