住所を手に入れるには
住所を手に入れる方法は、自分で部屋を借りることに尽きます。
ただ、ここにもまた落とし穴があって自分で部屋を借りるだけだと住所証明書として認めてもらえない可能性があります。
結論としては、住所を証明する書類を手に入れたければ、
- NI numberを取得する
- 水道、ガスなどの光熱費の請求書を自分で支払う
のどちらかになるのです。
イギリス、特にロンドンでの賃貸事情は日本のそれとは大きく異なっています。
詳しくは別の記事で解説しますが、日本の賃貸と同じようにアパートの一室を借りる方法はもちろん、Flat shareや家の中の一部屋だけ借りるという方法があります。
アパートの一室を借りることができれば何ら問題ないのですが、家賃が恐ろしいほど高いです。
とてもワーホリや語学学校にくる20代が借りれる家賃ではありません。
そこでFlat shareや家の中の一部屋だけ借りるということになるのですが、この場合水道光熱費の請求書に自分の名前が記載されないことが多いのです。
Land Lord(家主)の名前で請求が来たり、そもそも家賃に光熱費が含まれていることが多いです。
実は、Kensington で£720/月のall bills included の一部屋を賃貸契約した際、不動産屋から契約書を発行してもらいました。そして、その賃貸契約の契約書には住所がしっかりと記載されていて、契約内容もしっかりと記載されていました。
これさえ銀行に持っていけば住所証明書として受け付けてくれるはずだ。
そう思い Metro bankの支店に行ってみたのですが、
”この書類は公的な機関が発行したものではないから、認められない”
と、これも拒否されてしまいました。
”偽造することが可能であるため。”
とだけ言われ、全く受け付けてくれなかったのです。
つまり、
自分で契約書にサインして部屋を借りるだけでは、住所を証明する書類は手に入らないということです。
新しく契約したこの物件では、all bills included の物件であり光熱費の請求書は発行されないため、住所を証明する書類を手に入れるには、
NI number
を入手する必要がありました。
次のページでNI number について解説します。