NI number (エヌアイ ナンバー)
NI NumberとはNational Insurance Numberのことで、日本でいうマイナンバーと同じようなものです。
住民一人ひとりに個別の番号が与えられて、税金徴収などに使用されます。
イギリスで就労するためにはこの番号を取得する必要があるため、ワーホリで来てイギリスで働きたい人はいずれ申し込む必要があります。
このNI number、やはりホームステイ先に滞在している間は申し込むことが難しいようです。
しかし、自分で賃貸契約を結んだ部屋であれば、何ら問題ありません。
イギリス政府の Apply for a National Insurance Number というページに申し込み先の電話番号が記載されていて、この電話番号に電話してNI numberを申し込みたい旨を伝える必要があるのですが、この電話が中々つながらない!
私の場合、朝一番で電話をかけて普通に30分くらい経ってもつながらなかったこともあります。
営業時間終了30分前から電話をかけ始めて、
“このままお待ちください”とアナウンスが流れ続けていましたが、
営業終了時間になった途端に、
“今日の営業は終了しました”
と言って電話が切れたこともあります。
さすが、イギリスクオリティーと感心しました。
そういったトラブルにもめげず何日間か電話をかけつづけたある日、
突如として電話が受付につながりました。
名前や生年月日、電話番号、そして住所を聞かれ、
電話越しで相手に伝える。
すると、
”何日かしたら、インタビューの場所と時間が記載された手紙が届くのでインタビューを受けに来てください”
と案内があり、通話は終了。
後日、こんな感じの封筒に入った手紙が到着しました。
ここに自分の住所と名前が記載されています。
ただ、この時点では正式な書類ではなくて銀行にもっていっても受け付けてもらえません。(実際にMetro bankに持っていったが、ダメでした)
しかも電話越しでの対応だから、私の名前が間違えて記録されていました。
ただ、ここで名前が間違っていても全く問題ないそうです。
再びNI Numberの管理局に問い合わせてみたところ、
”インタビューの時に正しいつづりや表記に変更するし、今届いたのはただの通知書なので関係ない”とのことでした。
その後指定された施設に行き、簡単なインタビュー(名前と生年月日、なんでNI Numberが欲しいのか)があって受付は終了。
しばらくしてこんな書類が到着したら申し込み完了です。
一番上の白い空白には自分の名前と住所が、真ん中の赤ペンのキャップで隠れている部分に自分のNI numberが記載されています。
試しにこの書類は近くにあるMetro Bankに持って行って口座開設をしてみたところ、一発で口座開設終了! ワーホリ組に必要な住所証明書は、まさにこの書類のことだと思います。
次のページで住所証明書がなくても口座を作る裏ワザについて解説