Royalty Pharmaの株を持つと、何を得られるか?
では、このRoyalty Pharmaの株を持つことにどんな意味があるのでしょうか?
株価の上昇による利益や、3か月毎にもらえる配当もそうですが、何よりもこのロイヤリティビジネスの所有者の1人になれます。
しかも、数々の素晴らしい薬の特許を、自分は2170株分所有していると考えることができます。
それは全体でみれば本当に微々たる量ではあるのですが、ただ、素晴らしい薬の特許権の所有者になれたことに変わりはありません。(これらの薬がいかに素晴らしいか、また別の記事で解説します。)
ロイヤリティの一部は費用として差し引かれますが、残りは一部を配当として受け取り、他は別のロイヤリティを取得するために使われます。
Royalty Pharmaの株を持つ限り、このビジネスサイクルは自動で行われ、しかも年々受け取ることのできるロイヤリティの量は増加していくのです。
ある日突然株価が2倍になるという、ドキドキ感は得られません。しかし、非常に魅力的な薬の特許権の数々を手に入れることができ、しかも業績は右肩上がりとなることがほぼ約束されているという安定感。長期的にゆっくりとお金を増やすにはもってこいの企業だと自分は思います。
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