簡単に企業の現在価値を調べる方法
先程紹介したDCF法は万能ではありません。DCF法で得た数値に加えて、PER、PBR、ビジネスモデルなどを総合して投信判断する必要があります。
またDCF法にはいくつか欠点があり、
- 算出するのに非常に手間がかかる
- そもそも自分の結果が正しいか不明
- 金利によって大きく変動する
などがあります。
私も今回、Royalty Pharma の現在価値を算出するのに1日近くもかかりました。。。
数社だけ自分で計算するのであればまだ可能かもしれませんが、無限にある企業の現在価値を調べようとするとほぼ不可能です。
そこで私が最近頼っているのが、インターネットの力です。
実は約1年半ほど前から、私はとあるサイトでこのDCF法を簡単に調べれることに気が付きました。
試しにそのサイトでRoyalty Pharma の適正価格(Fiar Value) を調べてみると
となり、Royalty Pharma (RPRX) の2022年10月29日現在の適正価格 (Fair Value) は$113.38と一発で分かりますし、現在の株価が約62%の割引価格であることが一目でわかります。
(私が計算した適正価格が$106で、このサイトの適正価格は$113.38なので、私の計算もあながち間違いじゃなかったなと驚きました。)
これが何を意味するのかと言うと、Royalty Pharma の株が$106程度まで上昇したとしても何らおかしくないことを意味します。つまり、現段階で株価が2倍以上に上昇してもおかしくないのです。
でもなぜ適正価格と現在の価格にギャップがあるのか?
それについてはこちらの記事で解説してます。
企業の適正価格と株価に乖離が見られる時、何らかの原因があります。
その原因によってはいくら割安でも避けた方が良い場合もありますし、金塊を見つけるチャンスが隠れている可能性もあります。
実はRoyalty Pharma を始めて購入した2021年6月以降、Royalty Pharma の株価はさえませんでした。(最初に1株$46.22で合計100株購入して、$35.49まで下落したときの話は過去の記事で紹介しました。)
ただ、この株価がどんどんと下落する中でも、とあるサイトでRoyalty Pharma (RPRX)の適正価格を常に知っていました。それに加えて、Royalty Pharma のビジネス自体に何ら問題がないことを把握していました。
そのため、長期的にみれば大丈夫と考えることができ、Royalty Pharma の株を安心してホールド&買い増しすることができました。
では、このサイトが何なのか?どうやったら無料で、しかも特典付きで利用できるのか?これらについては次の記事で解説したいと思います!
次のページは最後のまとめです。