*最終的な投資の決定は皆さんご自身の判断でお願いします。私は資格を持ったファイナンシャルアドバイザーではなく、あくまでも1人の素人投資家です。当サイトの使用及び閲覧は皆さんの自己責任でなされるもので、当ブログは本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
こんにちは、あきふねです。
前回はRoyalty Pharma の株価が低迷している理由について解説しました。

Royalty Pharma (ロイヤルティ・ファーマ)の株価が低迷している理由
*最終的な投資の決定は皆さんご自身の判断でお願いします。私は資格を持ったファイナンシャルアドバイザーではなく、あくまでも1人の素人投資...
この記事をご覧いただいた方から、ありがたいことにご質問を頂きました!
(以下原文です)
有益な情報ありがとう御座います。素人考えですが一つ解せません。Vertexはtrikaftaと言うドル箱薬があるにも関わらず、なぜ同じ症状の新薬を開発しているのでしょうか?trikaftaが魔法の薬と称される程なら、他の病気をターゲットに新薬を研究開発した方が良いと思うのですが。的外れならすみません。
trikafta、symdeko、ORKAMBI、kalydeco等多数の嚢胞性繊維症の薬を開発していると言う事は、嚢胞性繊維症の薬は細分化された物で症状別と言う事なのでしょうか?それなら少し合点がいくのですが。限りあるリソースを他の病気薬開発に振った方がVertexの利益になりそうと思った次第です。
すごく鋭いご質問をありがとうございます!
今回は上記2つの質問にお答えする形で
- Cystic fibrosis(嚢胞性繊維症)のそれぞれの薬は、別の症状に対するものなのか?
- なぜVertex は同じ症状の新薬を開発しているのか?
について解説したいと思います。
結論
まず最初に結論です。この2つの質問に対する答えは
- それぞれの薬は、全く同じ症状に対する治療薬である。
- 同じ症状の新薬を開発するのは、効率が良くて長い間収益を得られる可能性が高いから。イメージとしてはApple社が新しいiPhoneシリーズを次々に発表するのと同じ。
です。
次のページで新商品と利益の関係について解説です。