前回はロンドンでの2つ目の物件 in Kensingtonについて記録した。

今回は自分にとって3つ目の物件 Sovereign Courtについてと、ロンドンでの1か月の生活費の目安について実体験を記したい。
Sovereign Courtと言う名のマンション
Kensingtonでの約5か月の生活を体験して、少しお金を払ってでも自分の満足できる物件を探そうと思って見つけたのが、3つ目のこの物件だった。
自分専用のトイレ、風呂、キッチン付の物件を頑張って探しても、どうしても£1000/月超えてしまうことに気が付き、少し高い物件でも知り合いと折半したら同じ位の家賃でより良い物件に住めると思い申し込んだ。
最初は合計£2000/月程度で寝室2つ、バスルームが2つ付いている物件をHammersmithとFulham、Kensington、Notting Hillで探していたが、なかなか良い物件が見つからなかった。
Fulhamにあるオートロック付で共同のジムとプールが付いているとある物件は、建物の中が酸化した皮脂のような悪臭が立ち込めていた(掃除が行き届いていないイギリスの古い建物や学生寮でよくある臭い)。
Fulhamで一軒家を案内された時は、非常に狭い寝室が2つと汚れたバスルームが1つだった。
Notting HillではTerrased houseの1階部分を案内されたのだが、2階に住む住人も通過する廊下は散らかっていて、案内された寝室の一つは雨漏りによるシミが天井にびっしりとついていた。
そんな中、前から近くを歩いて気になっていた物件がRightmoveに上がっているのを見つけた。
Hammersmith 駅から徒歩3分位の好立地で、大型スーパーに直通のSovereign Courtという物件だ。
家賃£2450/月と予算オーバーだったが、9か月分の家賃を前払いして£2300/月まで値下げしてもらうよう不動産屋に交渉したら、OKしてくれた。
二人で割っても一人当たりの家賃が£1150/月とかなり高額だが、結局一人でボロボロの1Kまたは1LDKを借りても£1000/月位するし、
家賃£1000/月だと古くて汚れた家なのに、追加で£150/月払えば、新築でとてもきれいな部屋に住めると考えたら、£1150/月払っても良い気がしてしまった。
ロンドンに住み始めてすぐのころは、いつかこんなところに住んでみたいと思っていた場所に、自分が住むことになるなんて夢にも思わなかった。
Sovereign Courtの内側
この物件は9か月近く賃貸契約をし生活したが、とても快適だった。
- 新築
- 2LDK(2 bedroom apartment)でバスルームが2つあり
- 床暖房
- 複層ガラス
- 各階にダストシュートあり
- 24時間使用可能なジム付
- 最寄り駅(Hammersmith station)まで徒歩3分
- ショッピングモールまで連絡通路を使って徒歩2分
部屋の中はこんな感じ






そして、バルコニーからは中庭が見える
もう完全に高級なマンションで、とても快適だった。
ただ、残念だったことが2つあった。
一つは家賃がバカ高だったこと。
そしてもう一つは、自分が住んでいた建物の2階部がまだ工事中で、日中にドリル音が壁を伝って響いてきたのだ。
階が違うから大丈夫かと思ったが、そんなことはなく、しっかりと壁を伝って音が聞こえてくる。
夜や休日は工事がないので問題ないのだが、日中の午後17時位までは音が響く。
音楽を流しながら勉強するのが好きな人は、音楽で騒音をかき消すことができるレベルだが、静かな環境で勉強したかった自分には少し辛かった。
不動産会社: Benham & Reeves
Sovereign Courtの物件は Rightmoveで見つけたのだが、この部屋を担当してくれたのはBenham & Reevesという不動産会社だ。
担当者によってサービスクオリティに差があるが、比較的大きい不動産会社という印象だった。
日本人のスタッフも在籍していて、日本語での対応もしてくれるので、英語での交渉が不安な場合も安心できると思う。
賃貸契約の費用
良い物件に住むと快適なのは間違いないが、問題なのは”いくら払う必要があるか”だ。
特にこの物件は家賃以外にも光熱費やら税金など色々な諸費用がかかったため、ここで全て解説したい。
ただ注意が必要なのだが、自分が賃貸を借りた2018年12月と現在では法律が変わり賃貸における料金に変化が見られたことだ。
以前は仲介手数料など様々な料金を不動産屋に支払う必要があったのだが、2019年6月から法律が変わり、現在はその必要がなくなった。
ではその分の費用はどこに行ったかというと、月ごとに請求される賃料に上乗せされているのだ。
なので、いくらかかるかの計算は、家賃の掛け算になったため簡単にはなったが、その分物件ごとの月ごとの家賃は高くなったと思ってよい。
この記事に出てくる費用等は2018年12月~2019年9月までの費用で新しい法律が適応される前の実例なので注意して欲しい。
手数料等
自分がこの物件の契約を結んだ2018年12月当時は不動産屋に支払う手数料などがまだ当たり前に取られていた。
現在は払う必要がない費用や家賃以外に自分が支払った費用は以下の通り。
- Credit and RTR check fee (支払い能力があるかの審査料):£168
- Tenancy agreement fee (仲介手数料) : £225
- Tenancy Deposit scheme (第3者に敷金を管理してもらうための費用):£30
合計 £423
これらの費用は賃貸契約が終了しても戻ってこなかった費用だ。
家賃+敷金
これに加えて初回契約時は家賃と敷金合わせて以下の支払いが必要だった。
- 物件確保のために事前に支払った料金(契約時に8か月分の家賃£18400の支払いに補填される):£1150
- 8か月分の家賃:£18400
- 家賃の6週間分の敷金(契約終了時に物件の損傷がなければ返金される):£3185
£18400+£3185-£1150 で
合計 £20435
契約時に支払った合計額
なので、賃貸契約時に契約料、8か月分の家賃料として支払ったのは、
£423+£20435で
合計 £20858 (1人£10429)だった。
この物件には最終的には9か月滞在したため、追加の1か月分は後で支払った。
光熱費など
賃貸物件には、光熱費などの費用が賃料に含まれているタイプと、含まれていないタイプの2つがある。
Kensingtonで借りた物件は(使用できるかは別として)賃料の中に光熱費などが含まれていたが、この物件には含まれていなかったため、自分で電気会社やガス会社と契約を結ぶ必要があった。
自分で契約する必要があるのは以下の6つである。
- 水道
- 電気
- ガス
- インターネット
- 住民税(Council tax)
- TV licence
好きな会社を選べる場合もあるし、既に会社が決まっている場合もある。
初めて自分で光熱費等の支払いの契約を結ぶ必要があるとき何からして良いか心配だったが、不動産屋に尋ねたらちゃんと教えてくれた。
水道 (Thames Water)
水道はThames Water という会社と契約を結んだ。
この水道会社から手紙が届き、案内通りにインターネットでアカウントを作る。
そして、自分のMonzoアカウントと連携(Direct Debitの設定)すれば、自動で料金が口座から引き落とされる。
Direct Debitの設定は各会社でアカウントを作り、アカウント情報入力で自分の口座番号を入力することで完了する。
さて、このThames Waterだが、水道使用量の引き落としが始まったのは入居して4か月目の4月からだった。
4月から引き落としが始まり、毎月£18ずつ引き落とされた。
なので、最初は”水道料金は定額なのだ”と思っていた。
ところが、この物件を退去した後に£129.2を一度に請求された。
おそらくだが、毎月の引き落としは£18だが、差額分はどこかしらのタイミング(例えば退去)に一度に請求されるのだろう。
£18×6か月+£129.2で
9か月の水道代の合計 £237.2 (1か月で£26) だった。
電気 (Green Energy)
電気に関しては、Green Energyという会社と契約を結んだ。
この会社の電気は太陽光や風力などの持続可能エネルギー100%の電力会社というところが面白い。
この会社も他と同じで、会社のウェブサイトから自分のアカウントを作成し、Direct Debit の設定をすれば自動で料金が引き落とされる。
支払いは翌月に請求されたので、グラフの値段は前の月の使用料を示している。

毎月の電気代は大体一人£25~£50の間だった。
これらを全て合計すると £518.34 だった。
電気代は月ごとで変動が激しかった(電気コンロやオーブンの使用料の違い)のと、1月、2月、9月は自分が日本に帰国し滞在していなかったため1月分(2月請求分)は自分は支払っていないのと、2月分(3月請求分)、9月分(10月請求分)はパートナーが使用した実質一人分の電気代である。
また6月はパートナーが1か月留守だったため、6月の電気代(7月支払い分)は自分1人が使用した電気代だった。
これらの事情を加味して、2人で生活すると毎月 £80程度電気代の支払いが生じていただろうと思う。(1人£40/月)
ただ、自分たちは毎日電気をつけて、電気コンロやオーブンで自炊を沢山し、洗濯機や食器洗浄乾燥機を使用していたのでこれくらいの値段は妥当だったと思う。
ガス (Switch2)
キッチンやお風呂のお湯はガスを使用するのだが、ガスは “Switch2″と契約を結んだ。
パートナーが最初は料金支払いを管理してくれていて、その時はトップアップ方式だった。
事前にいくらか入金し、残高分だけガスを利用できるという方式だ。
そして途中から自分の口座で” Direct Debit”を設定したため、料金データーが数か月だけ残っている。

主に夏場のデータしかなく、データ数が乏しくて申し訳ないが、シャワーを浴びたり、たまに湯舟に使ったりしていたが、2人で平均して1日£1行くか行かないか位の料金だった。
冬になると湯舟に入る機会が増えるので、これらの支払い料金より高くなるかもしれないが、平均して2人で£30/月 (1人£15/月)位と思っていて良さそう。
インターネット(Hyperoptic)
インターネットはもともと導入されていた “Hyperoptic” という会社と契約した。
ラッキーなことに、入居得点として、1年間の使用料が無料だったため、自分達はインターネット代を支払わなかった。
新規で契約する場合、1物件£20~£30/月で高速インターネットを契約できる。
ただしインターネット会社によっては、最低1年契約を結ばないといけないところもあるため、注意が必要だ。
住民税(Council tax)
Council taxというのは日本の住民税のようなものなのだが、物件毎に支払いの義務が生じる。
物件毎に支払いの義務が生じるという考え方なので、自分がKensingtonの小さな部屋を借りていた時は家主のおじいちゃんがすでに支払ってくれていたので自分が支払う必要はなかった。
このCouncil Taxは物件のある地域、物件そのもののランク(普通の住宅か、高級な住宅か)を考慮し、いくつかのランク付けがされる。(Band A, Band Bなど)
そして、そのランクに従って税金を納める。
税金の納め先は、物件のある地区の自治体 (Council) になる。
このSovereign CourtはHammersmithにあったので、納め先は
“London Borough of Hammersmith & Fulham” だった。
自分の自治体のホームページに行き、自分のアカウントを作成する。
すると自分のページから住所を入力したり、Council taxの支払いについてのページがあるため、オンラインで支払いの設定ができる。
これも “Direct Debit”を設定することができ、自動で引き落としにすることが可能だ。
不明な点がある場合は電話で問い合わせた方が良いのと、大学に通う学生(語学学校生は不可)は納付免除になる可能性もあるので、不明な点があればまずは問い合わせてみるのが良い。
Council taxについて不思議だったのが、実際に収める税金は、自分の物件のランクの一つ下の金額だったということだ。
自分のこの物件はBand Fで、本来であればBand Fの金額(£1624)が請求されるはずなのに、実際の請求はBand E (£1374)を請求されたのだ。
実際の支払い記録はこんな感じだった。

Council Taxは何か月分かまとめて払う方法と、1か月ごとに支払う方法があり、”Direct debit”を設定すると1か月ごとに支払う方法を選択することが可能になる。
12月、1月の時点では数か月分まとめて支払い、5月からは月ごとの支払いに変更した。
この物件は9月に退去し、9月分の税金は10月に引き落とされたが、その後今まで支払った総額と本来支払うべき金額を自治体が計算してくれて、10月末に差額の£244.83が還付された。
Council taxに関しては、完全に住む場所によって変わってくるが、自分達の場合は
£1377.67 (council tax合計支払い額)÷9か月で
£153/月 (1人当たり£76/月)位だった。
TV Licence
これはテレビを見たり、ウェブ上で過去に放送された番組を見るのに必要なもので、これも各物件毎に契約するものである。

£155 (支払った料金)-£25.92 (還付分)で
9か月の合計が £129.08
月当たりで換算すると、£14.3/月 (1人当たり £7.1/月)
退去時の清掃代
これに関しては不動産屋によって条件が異なる。
プロの清掃業者に掃除をしてもらうことが条件のところもあれば、そうでないところもある。
ちなみにこの物件を仲介してくれた不動産屋はプロによる清掃が必須条件で、清掃代は借主が支払う必要があった。
清掃業者の候補はいくつかリストをもらっていて、その中の一つを選択した。
清掃代は寝室の数や風呂場の数、ベランダや階段の有無、カーペットを水蒸気で洗浄するかなどで変わってくる。
自分達は玄関付近でいつも靴を脱いでいたため、カーペットの水蒸気洗浄は必要なかったが、
清掃代として合計 £360 支払った。
9か月分の家賃+光熱費等の合計
以上をまとめると、
- 契約時手数料 £ 423
- 8か月の賃料+6週間分の敷金 £ 20435
- 9か月目の日割りの家賃 £ 1890.41
- 9か月の水道代 £ 237.2
- 電気代(自分が把握している分) £ 518.34
- ガス代 (自分が把握している分) £ 76.61
- インターネット £0
- Council tax £ 1377.67
- TV Licence £ 129.08
- 退去時の清掃代 £ 360
- 契約時に預けた6週間分の敷金の返金 £ -3185
以上が大まかな9か月分の生活費となる。
電気代が仮に£80/月、ガス代が£30/月だったとすると、
- 電気代 £80×9か月=£ 720
- ガス代 £ 30×9か月=£ 270
となる。
電気代、ガス代がこれくらいかかっていたとすると
- 契約時手数料 £ 423
- 8か月の賃料+6週間分の敷金 £ 20435
- 9か月目の日割りの家賃 £ 1890.41
- 9か月の水道代 £ 237.2
- 9か月の電気代 £ 720
- 9か月のガス代 £ 270
- インターネット £0
- 9か月のCouncil tax £ 1377.67
- 9か月のTV Licence £ 129.08
- 退去時の清掃代 £ 360
- 契約時に預けた6週間分の敷金の返金 £ -3185
を全部足し合わせて
9か月分の家賃+光熱費等(食費、雑費を除く)の合計は
£ 22657.36
1人当たり £ 11328.68
£1=140円とすると、
1人約158万円。
一か月あたりの家賃にすると、18万円位で、日本の物価を考えるとかなり高く感じる。
ちなみにイギリスポンドだと、毎月£ 1287位だった。
水道代、電気代、ガス代、council tax、TV Licence、インターネットを合計すると、9か月の合計が £ 2733.95で、ひと月当たり£ 310位。
1人当たりで計算すると、£155/月程度、税金やら光熱費やらで支払った計算になる。
税金やら光熱費は物件を変えてもそこまで変動するものではないので、他の物件に住んだとしても平均して£150/月~£ 300/月位かかるとみておけばいいと思う。(1つの物件に1人で住んだ場合、council taxやTV Licence、インターネットなど全て1人で支払う必要がある)
生活費
家賃にお金をかけた分、日々の生活を工夫する必要があった。
どの生活費のどれくらい出費があったのか以下で提示したい。
Groceries (食材費)
目標は1日の食費を£10以内に抑えて、自炊をすることだった。

ちょっとオーバーしてしまった月もあるが、おおむねクリアできた。
1日£10だと、思いっきり贅沢をすることはできないものの、たまにお刺身を食べたり、ビールを飲むこともできた。
Personal Care (本代、IELTS受験料)
Personal careのカテゴリーに入っているのは、ほとんどが本代だったり、IELTS受験料だった。

Shopping
服や雑貨などはここに入る。
3月はプリンターを買って、8月は日本に一時帰国する為に大量のお土産を買ったのでかなり高くなってしまった。

Eating out (外食)
基本的には自分は節約のために外食は控えていたが、たまに友達のお誘いを受けたり、旅行いいった時は外食をした。

ただ、外食は気を付けないとすぐにお金が無くなる。
ロンドンのパブでちょっとご飯を食べて、ビールを飲んだらすぐに£20なくなるし、レストランで食事をすれば、£50位すぐに飛んでいく。
月に2-3回気晴らしに外食すると自分の家計簿位になると思う。
Transport
自分は基本的にはバスしか使わないようにしていた。
地下鉄は便利だが、ちょくちょく使っているとかなりの出費になる。
バスは非常に時間がかかるが、自分は好きだったし、ロンドンの地理がよくわかるようになった。

5月はコッツウォルズまで旅行した鉄道代が含まれているので高いが、基本バスを週に何回か使うと1か月で最低でも£60位は交通費がかかる。
Entertainment
これは娯楽の費用が含まれる。

6月と8月は友達に誘われて、イギリスの中でも格式の高いRoyal Ascotでの競馬に行ったからだ。
特に8月のやつは入場料だけで£75もしたが、いい経験になった。
Bills (携帯代)
携帯代は£10/月のSIMカードのみのを使っていた。
月に3Gと60分の無料通話が付いてて、家ではwifiばかり使っていたので、これで十分だった。
Holiday (旅行)
5月にチーズ転がし祭りに行った時に宿泊した宿が1人1泊£50位した。
それ以外は1月~9月までの間で特に遠出はしていない。
General
1月~9月までの間でこのカテゴリーに含まれたのは園芸店で買ったもみじの木や園芸用品で£34だった。

なぜか癒しが欲しくなり買ってしまった。
食費などのまとめ
そこまで贅沢をせずになるべく出費を抑えようとしても、以下の金額は最低でもかかると思う。
- 食材代 £ 300
- 雑費 £ 50
- 外食代 £ 150
- 交通費 £ 60
- 携帯代 £ 10
合計 £570なので、約£ 600/月位は毎月最低でも出費がある。
これくらいの出費の生活レベルとしては、
毎日£10以内の食材で自炊して、外食は多くても月に2~3回まで、移動は自分の足かバス、携帯は£10のSIMカードで、データは1か月に3ギガまで。
といった感じだ。
これに加えて、たまに旅行に行ったり、イベントに参加したり、お土産を買ったりするとさらに資金が必要になる。
家賃以外での出費はいくらくらいか
家賃以外の光熱費や食費などは、どんな物件に住むかはあまり大差はなく、むしろその人の生活スタイル次第だと思う。
自分の場合、
- 光熱費や税金の合計 £ 150/月~ £300/月
- 食費や交通費の合計 £ 600/月
であり、合計すると £ 750/月~£ 900/月位は最低でも出費があった。
これにお土産代や旅行代、娯楽費が加わり、家賃も支払うという感じだった。
かなり頑張っても£750/月位は簡単に出費してしまう。
なので、予算があらかじめ決まっている人は、
毎月の予算から£ 750~£ 900を引いた額の範囲内の家賃で物件を探すのが良いと思う。
帰国後にデータ収集ができた訳
食費、生活費がどれくらいかのデータは、全てMonzoが勝手に仕分けしてくれていたおかげで、何にどれくらいのお金を使ったか簡単に確認できた。
上に出てきたGroceriesやPersonal careなどのカテゴリーは、全てMonzoが自動で振り分けたカテゴリーだ。
Monzoについてはこの記事で解説しているので、まだ口座を持っていない人は是非ゲットして欲しい。

光熱費を支払う際に、”Direct debit”という設定をしておくと、銀行口座から毎月の費用を自動で引き落としてくれるので、料金の払い忘れの心配がない。
もし払いすぎたり引き落とされすぎてしまった場合でも、後でちゃんと返金された。
今回使用したデータは全てMonzoに残っていて、今回この記事を書く際にもとてもデータ収集が楽だった。
まとめ
- 値段が高い物件も、気の合う人と一緒に住むと、楽しいし、節約になる
- ロンドンの高級マンションに住んで、1人当たりの家賃と光熱費は9か月で£11330位、毎月の支払は£1290/月くらい
- 不動産に係る法律が2019年に変更された
- 光熱費等の目安は£150~£300/月位
- それ以外に£ 600/月は食費などで最低でも出費がある
- 生活レベルとしては、毎日£10以内の食材で自炊して、外食は多くても月に2~3回まで、移動は自分の足かバス、携帯は£10のSIMカードで、データは1か月に3ギガまで。
- 1月の予算から£750~£900引いた範囲内で物件を探す
- Monzoは家計管理の強い味方