Royalty Pharma の業績をどう評価するか
結論ですが、Royalty Pharma の事業がその年にうまくいったどうかを判断するには、GAAPで発表される売上高や純利益ではダメで、non-GAAPであらわされる “Adjusted Cash Receipts” と ” Adjusted Cash Flow” が必要です。
Royalty Pharma の株主に属する本当の売上高を知るには非支配株主 (non-controlling interest) を除いた “Adjusted Cash Receipts” をみる必要があります。
また、Royalty Pharma の株主にとって、事業に再投資しても利益として受け取っても良い、自由に使えるキャッシュ（お金）がどれだけ手に入ったかを知るためには、 “Provision for changes in expected cash flows from financial royalty assets” というノイズが省かれた “Adjusted Cash Flow” が必要なのです。
次のページでRoyalty Pharma の株価が低迷する理由について解説です。
