S&P 500や他の製薬会社との比較
なんと、創業者のPablo Legorreta氏がInvestor Dayのプレゼンで、S&P 500や他の製薬会社との業績比較までしてくれてます。
このプレゼンによると、2020年から2025年までにおいて、S&P 500、ヘルスケア業界、バイオファーマそれぞれの売上高成長率と比較すると、Royalty Pharma の売上高 (Adjusted Cash Receipts)成長率は他者を上回る予想とのことです。（つまり指数や製薬業界、バイオファーマに投資するより魅力的ですよと、営業している（笑））
これについては個人的にな何とも言えません。ただ、Royalty Pharma が安定した業績をあげれそうなのは間違いなさそうだと思います。
そしてもう一つ言えることは、この企業の投資は非常に”つまらない”ということです。
業績が非常に安定していて、複利の効果を使って売上を伸ばすということは、実績が出るまで時間がかかるということです（なぜなら弾み車は最初はゆっくりしか回りませんし、勢いをつかせるまで何回転もさせる必要があるため）。つまり、長期間に渡ってこの銘柄を保有することで、気が付いたら大きな成果を得ていたという結果になりそうです。
長い時間がかかっても我慢ができて、非常に高い確率で普通でない大きな利益を得たいという人にとって、この銘柄はとても相性がよいのではないでしょうか。
次のページは最後のまとめです。
