Simply Wall St ってなに?
“Simply Wall St” は2014年にオーストラリアのシドニーで設立された会社で、現在世界に500万人の利用者がいます。
これの何がすごいかと言うと、無料会員でも十分利用することができて、欲しい情報が多く、しかも分かりやすいという点です。
その情報量は半端なくて、世界170ヵ国の計15万社の情報を手に入れることができます。
もちろん日本企業も含まれています。
DCF法を用いて算出された適正価格は全ての会社で表示されていて、私も任天堂や無印良品、JR東海などの情報を”Simply Wall St” で収集しました。(そして、PERやPBRでみたら割安だと思ってた無印良品をこのサイトで調べた結果、以外と割高だと判断したため私は同社への投資を見送りました)
このSimply Wall Stは過去にForbes の記事でも紹介されています。
また、英語版のYahoo! finance ではSimply Wall St が寄稿した記事を、それぞれの銘柄で見ることができます。(下はSimply Wall St がYahoo! finance に寄稿したAmazon についての記事)
非常に便利なツールが多く、しかも無料会員なら年会費タダ!という点で、長期的な投資を目指す私にとってなくてはならないサイトなのですが、日本の投資雑誌等では見かけることはまずありません。
それもそのはず。このサイト実は全て英語なのです。英語ができないという理由で日本人の大半はこのサイトを使っていないと思います。
しかし!!!”英語ができないから自分には関係ない”と決めつけるのは非常にもったいないです!!!なぜならこのサイト、英語ができなくても視覚的に分かる情報が非常に多いのです!
例えば、WindowsのMicrosoft社を調べた場合、トップページの右側のグラフを見るだけで、Microsoft という会社が投資をする上でどれだけバランスがよさそうか視覚的に判断できます。
下の写真の右側の図を見てみましょう。
Value (企業価値)、Future (将来性)、Past (過去の業績)、Health (財務健全性)、Dividend (配当)の5つの項目でMicrosoft がどれだけ魅力がありそうかがイメージできます。
では他の企業と比べてみましょう。
GoogleのAlphabetや、Facebook のMeta Platforms、ソフトウェアのOracle、iPhoneのAppleとの比較です。
こうやって見ると、Microsoft は投資先としてなんとなくバランスがよさそうですね!
続いて、Microsoftの今後12か月の株価予想もグラフにお任せあれ!
1年後には約28%株価が上昇して、$303程度になると予想されていますね。
ところで今後Microsoftの1株当たりの利益はどのようになりそうでしょうか?
これも予想図で一発です。2023年は横ばいですが、その後右肩上がりになってますね!
ちなみに、Microsoftはどれくらい効率良く稼ぐことができるのでしょうか?
投資効率の良さが他の企業と比べてどうかも(ROA)も図で判断しましょう。
同業他社のROAは約6%なのに、Microsoft は約19%と、稼ぐ力が優れていますね!
ここに出てきた画像はほんの一例ですが、視覚的に、直感的に理解できる要素が盛りだくさんなのです。しかも、会員登録すれば無料で閲覧可能です。
でも既に英語が沢山出てきたし、やっぱり分からない!と思われた方、大丈夫です!
このSimply Wall Stでは全ての企業が同じ形式のグラフや図で表示されいます。なので、いくつかの英単語さえ覚えてしまえば、世界中の企業の情報をあなたも簡単に理解できるようになります。
英語の文章を解読する必要もありません。覚えなければいけないのは、ほんの少しの英単語です。
そして、基本的な内容を理解するのに必要な英単語に関しては、この記事で全て解説しますのでご安心ください!
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次のページでSimply Wall St の安全性について解説です。